ホームページの表示速度を調査

はじめに

モバイルフレンドリー(スマホユーザーが増えたので)が叫ばれて、年月が随分経ちました。
スマホに優しいホームページとは?

  • 画面サイズに適しているか
  • 表示の速度は最適か

この2点が結構重要です。
では、どのようにして調べて、どのように解決するのかをお伝えします。

まずはホームページ表示速度の調査

下記リンクよりPageSpeed Insightsに飛びます。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

ホームページの表示速度を実際に計測

調べたいURLを打ち込み「分析」をクリック

分析中・・・

スマホとパソコン両方の結果

分析が完了するとレポートや対策まで!

表示速度向上のためのレポート

レポートはこのような内容が出力されます。

  • スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしていJavaScript/CSS を排除する
  • ブラウザのキャッシュを活用する
  • CSS を縮小する
  • HTML を縮小する
  • JavaScript を縮小する
  • サーバーの応答時間を短縮する
  • リンク先ページのリダイレクトを使用しない
  • 圧縮を有効にする
  • 画像を最適化する
  • 表示可能コンテンツの優先順位を決定する
    • このブログではスマホ版は「95点」でした^^
      いったん一安心ですね。

      終わりに

      各項目の修正の方法が一番キモの部分ですが、項目が多すぎるので今回は割愛致します・・。(すみません)
      もし、このテストを行って重大な修正があるけど方法がわからない!という場合は、ご相談頂けましたら、簡単に確認致しますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

      今回は「スマホのため=ユーザーのため」の「ホームページの表示速度」の「確認と対策の方法」でした。

インスタAPI一部機能の提供終了

はじめに

自社のインスタグラムの写真をホームページに自動で表示する、という事はよく行われているかと思います。
大変便利な機能で、インスタをアップするだけでホームページの修正を行ったかのように見せれますし、最新情報をスマホから気軽に掲載というイメージでできていました。

・・・が、このAPIが使えなくなるよ!というものが加速しているので、いったん記事にします。

転記:To continuously improve Instagram users’ privacy and security, we are accelerating the deprecation of Instagram API Platform, making the following changes effective immediately. We understand that this may affect your business or services, and we appreciate your support in keeping our platform secure.
These capabilities will be disabled immediately (previously set for July 31, 2018 or December 11, 2018 deprecation). The following will be deprecated according to the timeline we shared previously:
Public Content – all remaining capabilities to read public media on a user’s behalf on December 11, 2018
Basic – to read a user’s own profile info and media in early 2020 For your reference, information on the new Instagram Graph API.
https://www.instagram.com/developer/

なぜ使えなくなる?

大人の事情です

・・・実際の詳細は公開されておらず憶測になるので、割愛します。

使えなくなるのはいつ?

今後2020年の初めまでにInstagram APIを使って行える機能のすべてを段階的に停止していく予定です。

具体的に停止される機能としては、位置情報を利用した特定エリア内の写真検索、タグ情報やタグに紐づいた最新メディアの取得、タグの検索。ロケーション情報やロケーションに紐づいた最新メディアの取得、位置情報によるロケーション検索などです。

・・・が、とにかく重要なのは「最終的には自分のInstagramの写真を自分のWebサイトに表示させることもできなく」なります、という事です。

今後の対策

インスタのAPIは使えなくなりますが「Instagram Graph API」は使えます。

できる事は、

  • インサイト
  • Mentions
  • ビジネスの発見
  • コメントのモデレーション

こちらの記事は次回作成します。

おわりに

2020年初めまでに、完全機能停止、それまでは徐々に機能の廃止、となります。

ただし今回の注意点は、「その廃止のタイミングが数ヶ月早まってる」という事です。
逆算すると残り1年以内に修正しておかないと、KPIの取得はもとより、画像すら表示されなくなって慌ててしまう、という事になると思いますので、動向をチェックしつつ、修正が必要になってくるかと思います。

・・・世の中の流れと同様に、webの世界も常に変化があります。
気づいたら使えなくなってる!!なんて事はたくさんあるので、アンテナを常に高く、良い情報をご提供できればと思います。

MFI:モバイルファーストインデックス 確認メールがきた

はじめに

MFIとはモバイルファーストインデックス。
つまり携帯端末(のサイズに適合したホームページ)のインデックス(グーグルの認識)をファースト(第一優先)にするよ、というものです。

今までのインデックス

今までは「PC用のホームページを読み込む」→「検索に反映させる」
ここから「スマホはスマホ用に読み込むよ」という流れでした。

なのでパソコン用のコンテンツを重視していた事が過去になる、という事ですね。

googleのアナウンス

googleでは2016年に下記のようなアナウンスを出しました。

モバイル ファースト インデックスに向けて
2016年11月5日土曜日
最近では、Google 検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。しかし依然として、Google のランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。この方法では、モバイル版のページのコンテンツがデスクトップ版のページのそれよりも少ないケースにおいて、問題が発生します。なぜなら、モバイル検索ユーザーが実際に見ているページを Google のアルゴリズムは評価していないからです。
そこでユーザーにとってさらに価値ある検索結果を提供するために、Google ではモバイル ファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています。Google 検索のインデックスは、サイトやアプリについての単一のインデックスとして存続しますが、将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。もちろん、Google のインデックスがモバイル版のコンテンツで形成されるようになっても、デスクトップ端末かモバイル端末かに関わらず、すべてのユーザーに素晴らしい検索体験を提供し続ける点は変わりません。
この変更は Google のインデックス登録に関する重要な変更であり、慎重に取り組むべき課題であると私たちは考えています。そのため、今後数カ月にわたって小規模の実験を入念に行い、素晴らしいユーザー体験を提供していると自信をもって判断した時点でより広範囲にわたって変更を反映していきます。まだ始まったばかりですが、モバイル重視のインデックスに向けてウェブマスターの皆さまが取り組める項目をご紹介しますので、参考にしてください。
引用:ウェブマスター向け公式ブログ

MFIに関するgoogleからのメールが到着

https://solalliance.jpにも下記のようなメールが到着しました。

GoogleからMFIのメール

2018年3月より本格化したMFI

モバイル ファースト インデックスを開始します
2018年3月27日火曜日
本日、Google は 1 年半の慎重な実験とテストの結果、モバイル ファースト インデックスのベストプラクティスに準拠したサイトの移行を開始したことを発表します。
これまで、Google のクロール、インデックス、ランキング システムでは、主にデスクトップ版のコンテンツが使用されてきました。そのため、その内容がモバイル版と大きく異なる場合、モバイル検索ユーザーに問題が発生する可能性がありました。 モバイル ファースト インデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイル ユーザーが探しているものを見つけやすくすることを意味します。
検索結果の提供に使用するインデックスは引き続き 1 つのままです。 メインのインデックスとは別の「モバイル ファースト インデックス」はありません。 歴史的にデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。
モバイル ファースト インデックスに移行しているサイトは、Search Console で通知します。 サイト所有者は、スマートフォンの Googlebot からのクロールが大幅に増加することに気づくでしょう。 さらに Google は検索結果と Google のキャッシュ ページにモバイル版のページを表示します。
引用:全文はこちらのウェブマスター向け公式ブログへ

終わりに

モバイルフレンドリー:スマホに対応しようという記事にも書きましたが、ユーザーの使用端末の比率が、ついにスマホが6割を超える事実。
これはスマホが登場して急速に加速しました。

今後VRやウェアラブルが広まっていくのかわかりませんが、未来はどんどん変わっていきますね。
そのためにも、常に情報収拾して「環境に適応」していかないとビジネスの加速も止まるのではないでしょうか。

MFIに対応するレスポンシブ化

ホームページのスマホ対応(トップページだけではダメ)は万全でしょうか!?

フェイスブックをホームページに埋め込む

フェイスブックをホームページに埋め込む

スマートフォンが普及して、SNSの浸透率は劇的に変化しました。
スマートフォンが普及する前は、なつかしのmixiなど割とPCユーザー向けサービスが多かったのですが、カメラも高画質で手元で連動しやすく、気軽に使える存在へと変革していきました。
一般に普及するなら当然ビジネス用途の目的も多くなります。

最近はこの手の連携は楽

一昔前は、割と面倒な作業だった、各種サービスとホームページの連携ですが、今はとても楽です。
今回はホームページにフェイスブックを連動させて掲載をする、という作業ですが、フェイスブックのデベロッパーサイトに行けば、簡単にできそうです。

フェイスブックデベロッパーへ

まずはこちらのサイトへ飛びます。
https://developers.facebook.com/docs/plugins/page-plugin/

ログインなどは不要

特にログインなどは不要ですので、フェイスブックに移動して「作成済みのフェイスブックページのURL」をコピーしてきます。
あとは下記画像の部分にコピペをします。

コードを取得

前項でコピペしたら、このようにタイムラインが現れます。
あとは左下の「コードを取得」を押すと・・・

IFrameを選択

このような画面になります。
が、、、ここでは画像のようにIFrameを選択ください。

生成されたコードを取得

画像の赤枠で囲んだコードが、フェイスブックをホームページに連動させるためのコードです。
ワードプレスでも、普通のHTMLで書かれたホームページでも使用できます。

終わりに

ヘッダーを小さくしたり、友達(いいねをしてくれた人のアイコン)を削除する、などの項目があるので、プチカスタマイズはここでできます。

さて、今回は簡単な記事になりましたが、フェイスブックについては「スタッフさんが日々簡単な発信を行う」などの活用だと、定期的にwebから発信できる良い媒体と私は思ってます。(うちはなかなかできません)
ぜひ「webをメデイア化」させて、どんどん情報発信を行なって頂けましたら幸いです。

モバイルフレンドリー:スマホに対応しよう

はじめに

情報としては古い(2015年発表分)のですが、一般に広く知られているかと言えば、そうではないのかなと思い、改めて記事にします。

まだPC用のホームページのレイアウトに慣れていた発表当初「スマホ上で表示された(PC用の)ホームページを、自分の指で広げて見る方がわかりやすい」などの声もお聞きした事があります。
が、人間の慣れとは不思議なもので(世界のweb担当者の努力も大きいのですが)、今ではスマホ用のレイアウトじゃないと、見づらく感じるのではないでしょうか。

特に重要なのがseo(検索順位)に影響を与えるという事です。

グーグルの発表(2015年当時)

検索結果をもっとモバイルフレンドリーにという発表がありました。

今となっては、モバイル(スマホやタブレット)からのアクセスが、PCからのアクセスを超えるほど、浸透してきました。

グーグルは「ユーザー視点」を一番重要視しています。
当然、世の中にスマホやタブレットが普及して、その端末からホームページを閲覧するとなると、レイアウトの対応も必須となってきます。

モバイルフレンドリーとは?

  • 1. ユーザーが快適に利用できるサイトを作成する
  • 2. モバイル ユーザーが一般的なタスクをどの程度簡単に行えるかを基準に、ウェブサイトの有効性を測定する
  • 3. あらゆる端末に共通するモバイル用のテンプレート、テーマ、デザインを利用する(レスポンシブ ウェブ デザインを採用する)
  • レスポンシブ

    グーグルのお知らせでは、この様に書かれています。
    つまり、「見やすさ」、「扱いやすさ」、「表示速度の速さ」、「色んな端末のサイズに対応すべき」という事です。
    ちなみに1つのレイアウト(スタイルシート)で様々なサイズの画面に対応する事を「レスポンシブデザイン」と言います。

    余談ですが、この対応をするために、結局2倍近い作業(デザインやcssの記述)が増えたため、減少傾向だったホームページの制作料金が上昇しました。

    あなたのホームページはモバイルフレンドリー?

    こんな便利ツールがあります。

    モバイルフレンドリーチェック

    モバイル フレンドリー テスト – Google Search Console

    このブログをチェックしてみよう

    自分のブログ(ホームページ)の調査結果って、ちょっと載せたくないですね・・

    URLの入力

    先ほどのリンクから、このブログのURLを叩きます。

    モバイルフレンドリーチェックの実施

    分析中

    分析されています・・・

    モバイルフレンドリーチェック分析中

    結果発表

    ジャン!
    結構早く完了します。

    結果は、何も問題なし!でした。
    (だってワードプレスの標準テーマそのままですから・・)

    モバイルフレンドリーでない場合

    こんな風に、怒られてるかの様なエラーが出ます。

    「クリック可能な要素同士が近すぎます」、「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」、ばつ印と共に表示されました。

    モバイルフレンドリーではない例

    終わりに

    懐かしい情報の記事を書きましたが、webマーケティングを頑張りたいのに、こういうツールを知らないと勿体無いので、エンドユーザー様向けにお伝えしました。

    モバイル対応はseo(検索順位)に影響を与える大事な要素ですので、今一度調べてみてはいかがでしょうか。

ホームページ作成のための市場調査と競合調査

はじめに

1つ前のwebマーケティングを始める前に・・・ホームページ作成の種類についての記事で「何のためにどんなホームページを作るのか」という大前提のホームページ作成の種類について触れました。

今回は簡単な市場調査と競合調査について、簡単な考え方と各種無料ツールの情報を提供致します。

キーワードを検討する

まずはどんな「キーワードで戦う」のか、よく検討をしていきましょう。

ペルソナを描く

ホームページの作成の大前提としてマーケティング戦略を考える際に「ペルソナ」を描きます。

ペルソナ手法とは検討対象となる商品、サービスなどから仮想の人物(ペルソナ)を想定し、その仮想人物に沿ったシナリオを作成する人間中心設計技法。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ペルソナ手法

つまり、「売りたい商品」を「欲しがっている人の人物像」を描いて「適切なアプローチ」をしましょうね、というものです。
よく挙げられるものとしては

  • 氏名(仮で)
  • 性別
  • 年齢
  • 年収
  • 家族構成(ペットなど含む)
  • 職業や学歴
  • (働く人であれば役職など)
  • (日頃の)1日の過ごし方
  • 休日の過ごし方
  • 趣味
  • 口癖
  • ・・・

などプロファイリングに近いイメージで、いわゆる「主に自社のサービス(商品)を購入してくれる人物像」を描きます。
そしてその人がどんなところで興味喚起されて、購買アクションを取るのかを想定し、ホームページを作るための準備をします。

キーワードを選定する

1つ前の記事にも挙げましたが「目的が何か」という前提が大事です。

全国展開であれば、いわゆるビッグキーワードである「商品やサービス名のみ」で並み居る強豪と戦う事になりますし、大体の場合は地場の商売なので「地域名 商品やサービス名」といった複合的なキーワードになるかと思われます。
ビッグキーワードとは大衆性があるような言葉の事で「印刷」などの、通販の企業たちが戦うようなキーワードです。

キーワードを選ぶ際は「商品・サービス名」から選定するケースもありますし、「動機や行動、ニーズ」を選定するケースもあります。
また地域名を織り交ぜたキーワード設定は、割と定石です。

上記のように、まずはどのキーワードで戦うかを決めていきましょう。

【補足】他キーワードを予測する

上記キーワードの選定の際に「想像や記憶の範囲内のアイデア」に偏ってしまう事が多々あります。
そんな時に活用するのがサジェストです。

サジェストとは、インターネットのサーチエンジンで、検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能です。
・・・つまり「この言葉に続いて、よく調べられる関連した言葉」です。

例としては「パスタ」と入れると、次いで「レシピ」や「種類」などの「よく調べられている言葉」が予測として出てきます。

パスタと調べたら出てくる関連キーワード

この「関連キーワードの一覧」を表示してくれるのが「キーワード調査ツール」です。
よく使うサイトとしてはhttp://www.related-keywords.com/などがあります。

関連キーワドを調べるツール 関連キーワード調査結果

このように一括で関連キーワードを表示してくれます。
しかもリンク付きで、すぐにそのキーワードでグーグル検索ができるという便利な代物です。

この情報を元に「ターゲットユーザーが調べてそうなキーワード」を選んで、エクセルなどに転記をして管理します。
この時点ではまだ作業は終わりません・・・。
引き続き、市場の調査と競合数を調べる作業に入ります。

市場と競合数を調べる

キーワード候補が出て来たら、次はどれだけそのキーワードが調べられているか、どれだけの競合数があるか、で戦っていくかの判断材料の1つに使います。

ニーズの数を把握

グーグルアドワーズにある「キーワードツール」を使うと便利です。
>> グーグルアドワーズ

ログイン画面


ログイン後、キーワードの所の鉛筆マークをクリックします。



調べたいキーワードを入力していくと「月間検索数」がおおよそ調べられます。

キーワード:検索数
名刺 印刷:14,000回
チラシ 印刷:8,100回
チラシ 印刷 格安:170回
印刷:49,500回


これらをエクセルにまとめて管理しておきます。

競合ページの数を把握

こちらは単純にグーグルで検索してみて、下記画像の矢印の所の数字を確認するだけです。

※この時に検索して出てきた1位のサイトを同時にメモしておくと楽です。

エクセルで管理する

キーワードの検索回数と同様、メモを取り管理します。


どうでしょうか?簡単な例として挙げたキーワードですが、「名刺 印刷」と「チラシ 印刷」をよく見てみると、「検索回数(ニーズ)」は名刺印刷の方が倍近くあるのに、チラシ印刷の方が「競合数が6千万も多い」ですね。

キーワードはぼんやりとではなく、よく調べて決めないといけないという事が、容易にわかるかと思います。

競合サイトの特定と簡単な詳細調査

さて、今回の記事もだいぶ佳境に入って来ました。
「キーワード」を決めて「ニーズを把握」して「競合数」がわかったら、あとは競合の簡単な調査です。

これにより、競合のトップと戦うためには、どの程度のパワーが必要になってくるのかを把握する事ができます。

これから作成するホームページの「将来像」をベンチマークする、という事ですね。

そのキーワードの検索1位サイトを特定する

決めたキーワードの1位を獲得しているサイトはどこか?
・・・すみません、こちらは先ほどのニーズ調査の時に完了したので、そちらを利用します。

※実際は3位くらいまで調べると、より将来像が明確に描けます。
もう少し言うと、この調査で将来像がわかる・・・イコールこれからホームページにどれくらい投資しないといけないのかがわかります。

特定したサイトの簡単な詳細を見る

調べたいサイトの簡単な調査を行います。
色々なツールがありますが、今回はこちらのツールをご紹介します。

>> http://www.seotools.jp/


このようなサイトです。


順位チェックという項目から検証をします。

出てきた情報はこんなもの!なのですが、今回確認するのは画像の項目「インデックス数」と「被リンク数」で大丈夫です。

インデックスとは

インデックスとは、WebページがYahoo!、Googleといった大手検索エンジンのロボット型検索エンジン(のクローラー)がインターネット上のWebページを収集しデータベースに保存した索引です。 インデックス数とはそのインデックスされたページ数をいいます。 Webページはインデックスされた時点で初めて検索対象にされ、検索結果に表示されるようになります。 そのため、検索エンジンからの集客を最大限生かすためには、例えば100ページあるサイトの場合は、100ページ全てインデックスされるのが理想です。
引用:http://www.seotools.jp/reference/numberofindex.html

・・・つまりホームページを作成した際に「何ページ作ったのか」そしてそれが「どれだけグーグルにページとして認識されているか」という事です。

被リンク数とは?

被リンク数とは、自分のページに得たリンクの数を指します。検索エンジンは、他のサイトからのリンクと、コンテンツの充実をサイト評価の指標としています。 つまり、被リンクが多いページは、イコール、価値の高いページと判断されるのです。ただし、全てのリンクが評価されるわけではありません。
http://www.seotools.jp/reference/numberofindex.html

簡単に言うと「他のホームページから紹介される(リンクを貼られる)ホームページは、価値があるであろうホームページと認識する。
※ただしこの被リンクはただ多いだけではダメです。今回は詳細は割愛します

エクセルで管理する(最終)

作成したエクセルを元に検討

さて、かなり長くなりましたが、これで全ての情報(簡易ですが)が整いました。

今回はいわゆる「ビッグキーワード」で出したので、ニーズも競合も競合サイトも強力でしたが、とりあえず見て見ましょう。

★名刺 印刷 というキーワードに絞ります。

キーワード

名刺 印刷

かなり魅力的なキーワードですね

月間検索回数

8,100回

検索されている数も膨大です。
ビジネスチャンスを感じますね。

競合数

272,000,000

さすがに競合が多いです。
実際、戦えない事はないですが、これからホームページを作って、売上を作りたいと思った時、この競合数は多すぎると感じるでしょう・・・。

1位サイトのページ数

調査の結果、274ページが「認められたページ」として存在する事がわかりました。
と言う事は、戦うにはこれくらいの規模はつくらないと、勝負はきついかもしれません。

※ページ数や被リンク数だけが順位アップ(SEO)の対象ではありません。

他の道を検討・・・

上記調査で、かなりコストをかけて勝負してみないと、新しいホームページでは太刀打ちできそうにないな・・という事がわかりました。

だからと言って、諦める事はありません。

例えば同じ名刺の印刷を売りたいとしても、デザインに特化した「おしゃれ名刺 印刷」だと、調査結果はどうなるでしょう?
加工を意識した「特殊加工名刺」だとどうでしょう?

キーワードはニーズにより様々なので、最初のペルソナが非常に大事になります。

終わりに

上記「他の道を検討・・」の所で触れましたが、これだけネット社会になった現在ですが、実はまだまだ「面白いキーワード」は残っています。
目に見えない(気づかない)キーワードで稼いでいるサイトも多いでしょう。
今、別のホームページを運営されているのでしたら、グーグルアナリティクスなどで「今来ている閲覧者たちは、どんなキーワードで来訪しているのか」を見てみるのも、面白い事実が隠れているケースがあります。

飽和しているように感じるネットの世界も、まだまだ可能性はあります。

ぜひ前向きに調査し、チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

webマーケティングを始める前に・・・ホームページ作成の種類について

はじめに

ホームページを作成したい!というお声を、お陰さまで沢山頂きます。
そして具体的に何を作りますか?とお聞きすると、実際あやふやなケースが多いです。
当然そのためにソルアライアンスが存在するのですが「何のためのホームページなのか?」という事を改めて考えてみたいと思います。

ホームページの種類

ホームページにも色々な種類があります。
当然会社を運営していると「売上を上げたい」「人を雇いたい」「よりよい情報をお客様に届けたい」など様々な想いが浮かびます。

ホームページはそこに連動します。
つまり「何をするためのホームページなのか」です。

もちろん自社でホームページを作成できるならまだしも、投資をして作成するはずなので、当然「収益につながるであろうホームページ」を検討する事になります。
5億円以下の中小企業であれば、なおさらでしょう。

またホームページという呼び名は日本独特なところがあり、一般的にはweb site(ウェブサイト)などと呼びます。
ですので下記からの解説では〜〜サイトという様な呼び名となります。

コーポレートサイト

いわゆる企業サイトです。
会社のご案内として

  • 理念
  • 沿革
  • 会社概要
  • サービス概要

などの情報を発信し、元請けや下請け、お客様や株主など、いわゆるステークホルダーに見ていただくホームページとなります。

例:ソニーのコーポレートサイト(https://www.sony.co.jp/

パソコン、テレビ、スマホ、デジカメに音楽機器など多くの商品を手がけるsonyですが、コーポレートサイトとして単体のサイトが用意されています。

サービスサイト

サービスサイトでは、商品やサービスのホームページを作り、より詳しく知って頂こう、という目的となります。
皆さまの会社やお店でも様々なサービス展開をされていると思いますが、それを一挙にコーポレートサイトでご紹介するのには限界があります。
たとえ表現できたとしても、「お客様のニーズによる検索」に、そのサイトが引っかかるか、というと、各社がサービス毎のホームページを作って戦っているwebの熾烈な争いの中では勝ち残りにくいのではないでしょうか?

例:バイオ(vaio)のサービスサイト(https://vaio.com/

特にブランディングが成り立ってないサービスや商品の場合、ドメインを商品名にするのではなく「サービスやニーズに合ったドメイン」を選択する事もあります。
例で言うと note-pc.comなんてドメインも考えうるのではないでしょうか。

この辺りのお話「マーケティングとブランディングの違い」は、別の機会でお伝えします。

ECサイト

ECサイト(イーシーサイト)とは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのことである。ECとは英語: electronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)の略。
引用:wikiペディアより(ecサイトとは)

平たく言うと「通販サイト」です。
サービスサイトとの違いは、このページ内で「購入」「決済」「発送(およびダウンロード)」ができるものです。

基本的には「物やデータ」の販売となりますが、その他の特徴としては「レビュー機能」「シェア機能」「特典付機能」などで、よりその商品に対する「お客様の声や満足度」を直感的に収集〜公開できるのも魅力の1つではないでしょうか。

例:ソニーストアのECサイト(https://www.sony.jp/

最初のコーポレートサイトでソニーをたまたま例に挙げましたが、よくみると用途に応じて、それぞれのドメインを取得し、独立したホームページを作るというweb戦略を展開していますね。
こうなったらソニーのランディングページも探してみましょう。

このケースは企業規模が大きいので、総合的な通販サイトになっていますが、1商品を販売する小規模な通販サイトも多くあります。
(例:お酒の通販など)

ランディングページ

LPとも言われる最近主流の「サイト」および「ページ」です。

大きな意味としては「Land = 着地」するホームページの事です。
簡単に言うならば「1商品や1サービスを売りために「イメージ提供」「必要性」「価値」「価格」などを1ページで一挙に伝えて、購買をゴールにしたものが多いです。
(購買ではなく資料請求や電話問い合わせをゴールとしたものも、多く存在します。)

よく使われる戦法として「流入経路を確保した」動線を描きます。
(戦略と戦法は違う)

例えばフェイスブックなどのSNSを活用して、記事を流す。そこにランディングページのURLを載せて、リンクをクリック〜閲覧していただく、という流れが作れます

またランディングページの魅力としては「基本1ページものだからサービスサイトより安く仕上がる」「他のメニューがない(または少ない)ので、せっかく来た来訪者が他のページに行ってしまう事がない(ホームページのKPIの1つに「離脱率」と言うものがあるくらいです。)

例:aiboのランディングページ(https://aibo.sony.jp/

オウンドメディア

オウンド(owned)=所有が直訳です。
サッカーのオウンゴール(自分チームのゴールに入れてしまう事)とは少し違います。

話が逸れかけましたが、大きな意味としては自社が所有する「魅力的」な情報やノウハウなどを発信するホームページとなります。
魅力的という点が非常に重要です。なぜなら「見てもらう」ために時間と労力をかけて情報やノウハウを「ページ」にして発信するからです。
このブログも同じなので、どうにか魅力的なものを書いていかないといけません・・・

何々を食べにいきました、ゴルフに行きましたなんて情報は特に有益ではないですし、自己啓発的な考え方を一方的に綴るブログも却って偏った情報の発信になってしまいますので、あくまで「ユーザー目線」の情報が大事になります。

例:Cocotameのオウンドメディア(https://cocotame.jp/

やはりありました、sonyのオウンドメディア「Cocotame」です。

補足

オウンドメディアは「その企業の”有益な情報”を自己発信するものでしたが、トリプルメディアと呼ばれるものの1つで、他に「ペイドメディア」と「アーンドメディア」というものが存在します。
今回はあまり触れませんが・・・
ペイドメディア=googleやマスメディアなどに広告料金を支払って情報発信するもの
アーンドメディア=フェイスブックやツイッターなどのSNSを活用した情報発信
というイメージを持っていただけましたら、幸いです。

リクルートサイト

リクルートサイトは聞き馴染みがある方もいらっしゃるかもしれません。
大採用難の時代(執筆時点は2018年)に入り、各社「採用専用」のホームページを作るようになりました。

背景としては今回の記事とは内容が少し異なるため、簡単にしか書きませんが人が採れないと自社の魅力を打ち出さないといけなくなります。

  • どんな理念の会社なのか
  • どんな仕事をするのか
  • どんなキャリア形成を描けるのか
  • どんな将来像が待っているのか
  • どんな人たちと働くのか

このような事をユーザー「求職者」に訴求していきます。

例:sonymusic新卒採用2019(https://saiyo.sme.co.jp/graduate/19/

新卒向けなのでデザインも面白いですね!
でもポイントはきちんと抑えた作りです。(当たり前ですが・・)

その他ホームページの活用

他にもコンテンツマーケティングや、少し入り組んだものだとマーケティングオートメーションなどの所謂「手法」もありますが、少し戦略が違うものになるので、今回は割愛します。

まとめ

ホームページと一口に言っても様々な種類があります。
それはすべて「目的的であること」が大事です。
当然綺麗なデザインというのも大事(ブランディングとして)ですし、色々な想いがあるとは思いますが、今一度「戦略を考えた上」で「戦法を選ぶ」作業をし、ホームページの作成に着手をいただければと思います。